久しぶりに読み返しをいたしました。
あらすじは、
一人ぼっちで山の中に住むごんぎつね。
悪さをしては、いつも村の人々を困らせています。
ある日、うなぎを獲りにきた兵十を見つけ、いたずらをしようと近づいて行きます。
これだけ聞いただけで、内容を思い返した方も多いのではないでしょうか。
その後、ごんは兵十の母親の葬列を見て、あのときいたずらで逃がしたウナギは
兵十が病気の母親のために用意していたものだと悟り、後悔する。
それから毎日、償いのつもりで、盗んだ鰯や栗や松茸を兵十の家に投げ込んでいくのですが……。
感想としては、懐かしいというのが第一印象です。
同じく、新美南吉の『手ぶくろを買いに』と続けて読みました。
宮沢賢治と並んで今なお愛されている作家だと思います。
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