2010年08月22日

メフィスト賞受賞・西尾維新のライトノベル『デスノート』感想

週刊少年ジャンプ連載の人気まんが『DEATH NOTE (デスノート)』を
西尾維新がミステリー要素を組み込んでノベライズ。
イラストレーターは原作者・小畑健の書き下ろしになります。

あらすじは、
「これはLの伝説<ノート>であり、僕の遺書<ノート>だ。
ロサンゼルスを震撼させる連続殺人事件に、Lと南空ナオミが挑む!」

原作の漫画、藤原竜也・松山ケンイチ・瀬戸朝香主演、金子修介監督の『実写映画版
TVアニメ版』で事件名だけ触れられている
ロサンゼルスBB連続殺人事件の真相が明らかに。
時系列的には原作の主人公・夜神月が活動を開始する前の前日談になります。

ミステリー要素を混ぜて、とありますが頭を悩ませる程度ではなく
登場人物たちの台詞のかけあい、言葉遊びを楽しむ、キャラクター小説になります。
(Lが少女マンガ『赤ずきんチャチャ』の魅力を作中、熱弁したりします。)

あとがきに、
「サブタイトルを当初の予定では、Lにメロメロ!≠ノする気でしたが、
 現場の空気が思ったより真面目な雰囲気なので、事件名に変更しました」とある位です。

また、作者は人の名前を忘れるのが得意といえるレベルの為、
‘死のノートはいらないから、死神の目が欲しい’そうです
 死のノート=作中、重要なキー。このノートに名前を書かれた人物は例外なく死ぬ。

一度目の読書の時は、笑いが洩れてしまうと思いますのでご注意下さい。

余談ですが、文芸情報雑誌『活字倶楽部 2009年 06月号』での
西尾維新大特集・作者本人解説付き全作品ガイドはインタビューもありで参考になります。


DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件

DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件

  • 作者: 西尾 維新
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/08/01
  • メディア: 単行本



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posted by 七草〔図書館戦争、面白い〕 at 10:40| Comment(0) | ライトノベル書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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