2010年08月13日

山本賞候補・橋本紡のライトノベル『書を捨てよう。キスをしよう。』感想

橋本紡が連載しているエッセイ‘スペシャルエッセイ’の一編。
今回は‘書を捨てよう。キスをしよう。’と副主題がついて
一つの小説としても読める体裁になっていました。

この雑誌では、橋本紡・紅玉いづき・竹宮ゆゆこの連載を楽しみに読んでいます。
(紅玉いづき 代表作『ミミズクと夜の王』、竹宮ゆゆこ 代表作『とらドラ!』)

あらすじは、
住んでいる部屋が手狭になってきたので、私は同居人とともに引っ越すことにした。
ただ、問題が一つある。
私と同居人の本棚には本が凄い量、集積されているのだ。
悲しいがこの本全部を新居へ持っていくことは出来ない。

感想としましては、作中の一節

「吐き捨てて、僕は家人を抱き寄せた。
 本を読むことは大切だし、おもしろいけれど、それよりも誰かと触れ合おう。
 手を繋ごう。キスをしよう。
 本の百倍くらい……いや、一万倍くらい、女の子の唇はすばらしいんだぜ。
 諸君、本を捨てよう。キスをしよう。」
が気に入りました。石田衣良が好きな人にもおすすめする文体です。

余談になりますが、
この著者のライトノベル作品で先日まで
池松壮亮・忽那汐里・大泉洋主演、深川栄洋監督で実写映画が公開された
 『映画 半分の月がのぼる空』は12月2日DVDセル・レンタル開始に決まりました。

劇場公開にあわせ、完全版として単行本版が上下巻で再刊行されました。
 『半分の月がのぼる空〈上〉』・『半分の月がのぼる空〈下〉


電撃文庫 MAGAZINE (マガジン) 2010年 07月号 [雑誌]

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2010/06/10
  • メディア: 雑誌




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posted by 七草〔図書館戦争、面白い〕 at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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