2010年07月24日

芥川賞受賞・長嶋有のライトノベル『エロマンガ島の三人』感想

ライトノベルでの刊行ながら文体は純文学テイストになります。
あらすじは─
ゲーム雑誌で編集者として働く主人公。
その主人公が出した企画が通った。
「エロマンガ島にいって、エロマンガを読もう!」

半ば冗談で出した企画だったのに、会社の上司ときたら、
「エロマンガ島」に行って「エロマンガ」読んで来い。期間は3日やる。

かくして、エロマンガを読む為に3人の大人が海外まで奮闘するという話。

読んだ感想としては、
 一色伸幸原作 『僕らはみんな生きている 上 (ビッグコミックススペシャル)
 三谷幸喜著  『経費ではおちない戦争 (宙ブックスハンディハードカヴァーズ)
に話が似ているかなと思いました。

注・ちなみにエロマンガ島とは、実在するバヌアツ共和国の領土島です。
  興味をもたれた方は世界地図を広げて探してみてください。

私は併録の『女神の石』のが好きかな。
読んでいたら、鬼頭莫宏さんの作風に近いイメージを受けました。
(鬼頭莫宏─漫画家。『ぼくらの』、『なるたる』、『のりりん』などが代表作)

ゲーム雑誌「オトナファミ」での連載小説が初出になります。
(出版社はゲーム雑誌「ファミ通」で有名なエンターブレイン
 文庫としては「ファミ通文庫」「B's-LOG文庫」ともにライトノベルレーベルがあります。)
……ゲーム好きに大人も子供もあるのかな?

今年7月に文藝春秋社「文春文庫」から再刊行されました。


エロマンガ島の三人 長嶋有異色作品集

エロマンガ島の三人 長嶋有異色作品集

  • 作者: 長嶋 有
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2007/05/31
  • メディア: 単行本




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posted by 七草〔図書館戦争、面白い〕 at 23:51| Comment(0) | ライトノベル書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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